2008年1月期は、火曜夜のゴールデンタイムがドラマ不毛地帯と化してしまった。
火曜日に唯一観ていた、教育テレビの「ドクター・フー」も先週で終わってしまい、わたしはこれからなにを観ればいいんだろう。
大ヒット少女漫画が原作という「ハチミツとクローバー」(フジテレビ)は、淡々としたドラマ進行が(おそらくそれが原作の持ち味なのだろうが……)、原作の対象年齢層以外には受け入れられなくて、視聴率はひと桁進行。
わたしはけっこう少女漫画には免疫あるほうなんだけど、こいつはちょっとむず痒くて2話で脱落してしまった。
主役があんまりかっこよくないおっさんという冒険作、「あしたの、喜多善男」(関西テレビ)も、初回主人公があまりにも「死ぬ死ぬ」を連発しすぎて、視聴者の気分を害してしまったためか、2話目から視聴率は大幅低迷。もうすぐ5%を割り込むんじゃないかという有様。
ただね。この喜多善男に関しては最初の頃の番宣がよくなかったんじゃないかと思っている。
そう思ったのは、最近裏に観るものがなくて、ついついこのドラマを観てしまったんだが、最近の展開はサスペンス的にけっこうおもしろかったからなんだ。
初期の番宣ではこのドラマはヒューマンドラマのような紹介の仕方がされていた。
いまでもHPではつぎのような惹句が記されている。
“人生は素晴らしいコトで満ちている”
そう。僕たちが思っている以上に……。
例えば、高齢化社会。長生きは幸せなことだったはずなのに、
今、目につくのは年金、医療費、消費税…、頭を悩ますマイナスの現実ばかり。
そんな現代だからこそ改めて、
人生って捨てたモンじゃないなと思えるドラマをお届けしたい。
大切なのは、
“生きててよかった”と今、思えるかどうか。
このドラマは、主人公が人生に対して苦悩する姿を、
時にシリアスに、時にはコミカルに描きながら、
彼がやがて再生してゆくまでの11日間を通して
前向きに生きることの大切さを訴えます。
なんだか「高校生日記」みたいでしょ。
これじゃ続けて観ようかという気にはならない。
このドラマは最初からきちっとサスペンスドラマとして宣伝すべきだったと思うよ。
わたしのように、途中からまた視聴するなんて奇特な人は、この宇宙にはあんまりいないわけだから。
日本テレビ系列の「貧乏男子 ボンビーメン」がこれまたひどい。
今が旬の小栗旬に主演させながら、最近は視聴率がひと桁前後をうろうろというんだから、どれほどひどい脚本かわかろうってもんでしょ。
まず、主人公の小栗旬がアホにしか見えない。
次に、金貸し役のユースケ・サンタマリアがいったいなにを目指しているのかわからない(でもこれは、平成教育学院のときと同じスタンスなんだよね)。
そんなこんなで、とにかく小栗旬を観たい人だけ観ておくれという感じのドラマに仕上がってる。
脚本がこの出来では主役が亀梨くんだったら、視聴率はたぶん消費税割れしてるな。
ともかく4月からは各局しっかりしてくれなきゃ、日本国民から火曜夜のドラマに対する視聴習慣がなくなってしまうかもしれないぞ。
とくに関テレ。いったい何連敗中なんだ?


